死ぬときに後悔のないように生きなければと思わせてくれた一冊の本
『死ぬ瞬間の5つの後悔』著ブロニー・ウェア
この本では介護ヘルパーとして働く著者が人生の最後を迎えようとしている方から学んだ人生で後悔することが書かれています。
簡単にまとめますと、
- 自分に正直な人生を生きればよかった
- 働きすぎなければよかった
- 自分の気持ちを伝えればよかった
- 友人と連絡を取り続ければよかった
- 幸せをあきらめなければよかった
私はこの本を読んだときにこう思いました。
僕は絶対に死ぬときに本の内容の通りに後悔するだろうな
死ぬときに後悔がないように生きないと。
ではどうすれば良いのかを考えました。
私は死ぬ間際から今現在にタイムスリップしてきたことにすれば良いんじゃないかと。
そうすれば私は「死ぬまでに十分な挽回する時間を手に入れた」ってことになります。
これから何をしようかワクワクしてきました。
自分に正直な人生を生きればよかった
この後悔をなくすためには簡単ですね。
自分に正直に生きれば良いのです。
今のままでは定年まで金のために会社で働く。
何か面白いことはないかなぁと適当に毎日を過ごす。
その生活は自分が望んだ人生ではないから死ぬときに後悔することになるのだと思います。
自分はせっかく生まれてきたのだから何がしたいんだろうか。
会社で定年まで働くために生まれてきたのか?
私はこの答えに対してははっきりと「NO」と言えます。
何をしたいのかはまだはっきりしていませんが、「今のままでは絶対に後悔する。それだけは避けなくてはならない」と強く思いました。
働きすぎなければよかった
こちらも簡単ですね。
お金のために働かなければ良いのです。
ではどうやってお金を得るのでしょうか?それはお金に働いてもらえば良いのです。
それじゃあ足りないよ!と思いますよね。
働くということについては長くなるので別記事にしようと考えていますが、簡単に説明しますと、「働きすぎなければ良かった」という言葉の裏側には、
(会社に頼まれて)(お金のために)(自分が望んでいない)仕事をしすぎなければ良かった
という言葉が隠れています。
自分がやりたい仕事を思う存分やって「仕事をしすぎなければ良かった」などと思うでしょうか。
足りない生活費分は自分がやりたい仕事をして補填すれば解決です。
自分の気持ちを伝えればよかった
自分の気持ちを伝えるのってなんだか恥ずかしいですよね。
いきなり真面目に話したりしたら「急にどうしたの?」なんて返事が返ってきそうです。
若い人にはそんなチャンスいくらでもあるから今じゃなくても良いんじゃないかと思うかもしれませんが、どの年代の人でも気持ちは伝えるべきです。
気持ちを伝える相手は友人とは限りません。
お世話になった方もそうですが、やはり伝えるべきは祖父母、両親でしょう。
私の場合は祖父母はもうおりませんが、両親は幸い元気です。
ですが、人生の寿命の他に健康寿命というものがあります。
もし両親を外食に誘ったとしても病気でご飯が食べれなくなってからでは遅いです。
足腰が弱くなって外出することができないかもしれません。
箱根の温泉に行こうと誘っても行けないかもしれません。
今、健康な今だからこそたくさん話して気持ちを伝えるべきです。
いつでもできるからと言って先延ばしにしているから死ぬ間際に後悔するのだと思います。
寿命で死ぬならあきらめがつくかもしれませんが、若い人だって事件や事故で急にいなくなる可能性だってあるのです。
相手が誰であれ気持ちは伝えておけば少なくとも自分が死ぬときに後悔する項目を一つつぶすことができます。
友人と連絡を取り続ければよかった
これは私はまだ手を付けていませんのでこれからは積極的に連絡を取ってみようと思います。
もしこのまま私が死んだら後悔してしまうかもしれない項目です。
幸せをあきらめなければよかった
幸せに暮らしたいとそう思いながらも、実際には幸せになるためにどう行動していたのかと聞かれると全く何もしてこなかったと答えてしまいそうです。
ということで「自分に正直な人生を生きればよかった」にも通ずることなのですが、私は田舎に移住することにしました。
自分が幸せになるために。
そこに自分が求める生活があると感じています。
ここまで読んでみていかがでしたでしょうか。
みなさんにも死ぬときに後悔するだろうなぁという項目はありましたか?
『死ぬ瞬間の5つの後悔』著ブロニー・ウェアという本をご紹介しました。
- 自分に正直な人生を生きればよかった
- 働きすぎなければよかった
- 自分の気持ちを伝えればよかった
- 友人と連絡を取り続ければよかった
- 幸せをあきらめなければよかった
紹介されている5つの後悔はまさに私が将来後悔するであろうものと一致していました。
私は現在40代ですので、死ぬまでにはまだ挽回する時間があります。
死ぬときの後悔ポイントを少なくするために私は自分のやりたい人生を送とうと決めました。
田舎移住を計画したのもその一環です。
以前の私のように目的も夢もなく、ただ漠然と生活するためだけに働いていて、人生が楽しくないと感じている方に是非読んでほしい本だと思います。
死ぬときに「一片の悔いなし!」と思いたい管理人:TOMI