自転車旅の相棒WABASH RTのご紹介
WABASH RTについて
YAMAHAの電動アシスト自転車です。
価格は438,900円(メーカー小売り価格)です。
楽天市場では416,955円で購入することが可能です。(2023年3月末時点)
自転車にはロードバイク、クロスバイクと種類がありますが、WABASH RTは「グラベルロード」という分類になり、舗装された道路以外にも舗装されていないオフロードでも走ることが可能です。
ロードバイクやクロスバイクよりもタイヤが太いのが大きな特徴です。
WABASH RTの特徴
❶ ヤマハ次世代デザインフレーム
あれ?これ電動アシスト自転車だよね?
バッテリーどこにあるんだろう
と、一瞬思ってしまうのスッキリデザインです。
よく街中で見かける電動自転車はバッテリー部分の主張が強いのですが、WABASH RTはバッテリーがフレームの中に収まっているのでちょっと太いロードバイクのような仕上がりになっています。
❷ マルチアクティブドライブユニット
最も重要なペダル部分のアシストパワーを供給してくる機器です。
走行スピード、回転速度や今どの角度の坂を上っているのかを瞬時に計算し、最適なアシストをするように設計されています。
実際に走ってみても、急激にアシストされたり、アシストが弱まったりと言ったことはなく、常に一定の力でこぎ続けていればどんな坂にも対応してくれているような感覚になります。
❸ 500Whクラス 大容量バッテリー
バッテリーは取り外しが可能で、家庭用のコンセントから充電が可能です。
※付属の専用充電器が必要です。
約3.5時間でフル充電が可能です。
走行距離は以下のように発表されています。
- ハイモード…85km
- スタンダードモード…101km
- エコモード…137km
- プラスエコモード…200km
しかし、この計測方法は各メーカーが走行可能距離を計測する際に、バラバラの条件で計測してしまうとメーカーごと、製品ごとの比較ができないため、「統一した条件で計測しましょう」というルールが存在します。
このルールが曲者で、電池を消耗する乗り方で計測しているのです。
私が実際に乗っている感覚ですと、エコモードで200km強は走ることが可能だと思います。
電動アシスト自転車の仕様上、走行スピードが24km以上の時はアシストしないようになっているので、24km以上のスピードを出していればほぼ電池は消耗しません。
止まっている状態からスピードに乗るまでの間しかパワーを使いませんので、自転車に乗り慣れているからなら300kmくらい走れても不思議ではありません。
❹ ドロップハンドル
電動アシスト自転車はクロスバイク型の製品が多く、ハンドルが横一直線になっていることが多いです。
長距離を走るとなると手が痛くなるので、ハンドルを持つ手の位置をコロコロ変えます。
ドロップハンドルであれば、いろんな握り方ができるので手の負担が減ります。
あと見た目がなんか速そうでかっこいいです。
❺ ドロッパーシートポスト(サスペンション付き)
サドル部分にサスペンションが付いており、衝撃を吸収してくれます。
しかし、油断は禁物で全く痛くならないかというとそうでもありません。しっかりクッション内蔵のインナーパンツを履いておかないとお尻が終わります。
❻ 3年間の盗難保険
高額のロードバイクの盗難は全国で発生しており、大切な愛車を守らなければなりませんが、万が一盗難されても盗難補償が付いているので安心です。
新車購入時の負担額 | |
2年以内 | 本体価格の30% |
3年以内 | 本体価格の50% |
購入を決めた理由
私がWABASH RTの購入を決めた主な理由は以下の通りです。
- 長距離を走ることができる
- パンクに強い
- ドロップハンドル
- 荷物を載せるようにカスタム可能
- 見た目がかっこいい
- 盗難補償
- 値段が高い分楽しめる
❶ 長距離を走ることができる
自転車旅で使用することになるので、長距離走行可能であることは必須です。
しかし、そもそも私の足では一日200km走るのが限界なので、200km走行できれば十分です。
❷ パンクに強い
旅行となればどんな道を進むのかわかりません。
沖縄を自転車一周したときは海岸線から山登り、舗装されていない砂利道などを通りましたのでグラベルロードは相性抜群です。
一応パンク修理の練習はしたので問題はないんですが、それでもパンクの恐怖を感じなくて良いというのはものすごく心強いです。
❸ ドロップハンドル
私は右手首を骨折した経験があるので、長距離を乗ると手首が痛くなることがあります。
ドロップハンドルであれば握り方を変えることができるので、衝撃を縦だったり横だったりに分散できます。
❹ 荷物を載せるようにカスタム可能
自転車旅は荷物がありますから、自転車の後ろにサイドバックを取り付けるように荷台が必要です。
WABASH RTはそういったカスタムができるように設計されています。
❺ 見た目がかっこいい
なんとなくバッテリーがむき出しじゃない方がスマートかなぁと思っていましたのでWABASH RTのデザインは完璧でした。
❻ 盗難補償
自転車の盗難は全国で結構あります。
盗難されないようにこれでもかってくらい頑丈なカギをするわけですが、本来窃盗犯がいなければこういった費用はいらないわけですよね。
カギをしていない方が不用心で悪いんじゃなくて、窃盗犯が悪いんだろ!
なんでこっちが防犯費用を負担しないといけないんだ!
とまあ思う訳なんですが、彼らにも何か理由があるんでしょう。
どんな理由があるのか知りませんが、窃盗犯をどうこうする気もしないので、自分が被った損失は盗難補償でカバーしてもらいます。
❼ 値段が高い分楽しめる
値段が40万円を超えるため、気軽に購入しようとは思えないのですが、こう考えることにしました。
- 値段が10万円の自転車で妥協して自転車旅を続けて、「すぐ電池が切れる」「手が痛い」「お尻が痛い」などの不満を抱えながら旅をしなくても良い
- WABASH RTを購入すれば良かったなぁという後悔がない
- いろんな不満が貯まって自転車旅をしなくなるかも
- 不満を解決するために結局WABASHを購入したら最初に妥協して買った10万円の自転車が無駄
- 10万円の自転車で5回旅に行くより、40万円の自転車で40回旅に行く方が安い
- 毎回の旅がストレスなく楽しめる
買う理由が値段だったらやめなさい。
迷う理由が値段だったら買いなさい。
この言葉の教え通りに、WABASH RTを購入することにしました。
ただ高くても欲しかっただけだろ!
電動アシスト自転車は自転車旅との相性抜群です。
中でもご紹介したWABASH RTは最も最適だと判断して購入を決めました。
私が注文したのは2022年5月で納車されたのが2022年8月でした。
ちょうどコロナで半導体不足の時期と重なってしまったため、ほぼ全店で在庫切れとなっていましたが、2023年3月現在では少し在庫はあるようです。
WABASH RTは値段は少し高いですが、その分自転車旅を楽しむことができます。
店舗によっては試乗もできますので、ご興味のある方ぜひ試してみてください。
一回乗ってしまったらもう買うしかなくなります。
WABASHで日本一周したい管理人:TOMI