生まれてきた理由と生きる理由
最近よくランニングをしているのだが、その間暇なのでいろいろあれこれ考えている。
でもって、自分が10年前くらいに「何のために生きるのか」みたいな答えがあるような、無いような問いに真剣に悩んでいた時期があった。
その問いに自分なりの答えが見つかったのでここに書いておこうと思う。
僕は現在45歳。
これから考えも変わるかもしれないが、現状ではこれが自分に一番しっくりくる答えだと思うので、もし同じような悩みがある方は参考にしたりしなかったり、この人はこう考えているのねくらいに気軽に読んでみてほしい。
生まれてきた理由
結論から言ってしまおう。
それは「両親を喜ばせるため」だ。
ポイントは実際に両親が喜んだかどうかは関係ないということ。
あくまで自分が主役。
自分が両親を喜ばせるように努力した。
ここまでが自分にできることであって、両親が喜ぶかどうかは両親が決めればよい。
まあ、大体の場合は喜ぶだろう。
そして、最大のミッションである「両親を喜ばせること」を達成した後はもう自由だ。
夏休みの宿題を終わらせた後、残りの休みを思う存分満喫する無敵タイムが始まる。
みんなも子供のころを思い返せば、スーパーハイテンションで毎日を過ごしていたはずだ。
この世に生まれてきたみんなはもう与えられたミッションをクリアしたのだから、残りの時間は好きなことをすれば良い。
働いてお金を稼いで贅沢してもいいし、世の中に貢献したいと仕事に熱中するのでも良い。
死ぬまでの間、自分の好きなことに時間を使えばよい。
ってことで、生まれてきた理由は「両親を喜ばせる」ため。
生きる理由
正解かどうかはわからないが、こういう風に考えたら気持ちが楽になるんじゃないかという答えを導き出した。
それは「自分孝行をするため」。
自分が幸せになるためにはいくつかの条件がある。
それは人それぞれなので各々自分の思う幸せを求めればよいのだが、多くの人に当てはまるのは、自分の「周りの人間も幸せである」ということだろう。
自分だけが幸せで妻が暗い気持ちでいつもため息をついている家庭はない。
自分の周りの人間も幸せであるから自分も幸せなのだ。
両親や妻、周りの人間を幸せにすることが巡り巡って自分を幸せにするということだ。
それ以外は自分が幸せになるためにとことん追求すればよい。
難しく考える必要はない。
全員が自分と自分の周りを幸せにするように生きれば、結果的に世の中が良くなっていくんじゃなかろうか。
ってことで、生きる理由は「自分を幸せにするため」。
ま、小難しいことは考えず気楽に生きていこう。